当面の営業について かなめ整体院 荻窪(天沼・清水)

だいぶ前の事なんですがね。



患者さん「先生、実はちょっと…」

かなめ 「えっ!?!」



施術中に、開業当時から来てくれてた患者さんから電話があり、大病を患ったので手術をすることになり、しばらく帰郷するという内容でした。


かなめ 「え、え~と…、と、とりあえず待ってますんで、お大事に!」


施術中ということもあり、長話も出来なかったのですが、励ましの言葉も見つからずに、短い会話で終わりました。


その日は悶々としながら、「もしかしたらこう言えば良かったのでは…」「もっとやれることがあったのでは...」等々いろいろ思いが巡りました。

何より深く思ったのが、「この一瞬が永遠に続く訳ではないので、後悔しないように今できることを全力でやるしかない」ということでした。


○○さんが戻って来るまで、この治療院は絶対に閉めない


そう決意をさせて頂きました。




これまた数年前のことですが、友人宅に本を渡しに行った時、友人の机の前に

【あと五分!】

との小さな紙が貼ってありました。


僕はその友人が資格を取るために、連日猛勉強をしているとのことを知っていました。


きっと、「もうこのくらいで今日は勉強を止めようかな...いやいや【あと一問!】【あと五分!】やろう!」という負けじ魂を出しているんだろうと思いました。


僕は自分の考えが合っていた期待と、友人のその素晴らしい意志を、声に出して称賛したいと思い、敢えて聞いてみた。


かなめ「この机のとこの【あと五分!】て紙、何なの。。。」

友人 「あぁ、それね。勉強飽きてゲームやり始めると止まんないから【あと五分!】で終了しようって意味。」

かなめ「・・・」

友人 「まぁ、結局、あと五分で終わることなんてないから、だらだらゲームしちゃうんだよね」

かなめ「・・・そっか...勉強、頑張れよ...」




後日ではあるが、その友人の【あと五分!】を自分なりに換えて【あと一押し!】にして、施術に取り組んでいます。


施術中、「このくらいでいいだろう」と、頭をよぎりますが、【もう一押し】してあげてあげると、この患者さんは楽になるだろう、喜ぶだろう、何より「自分が後悔しない」だろうと。


現実では、加減をしなければならない状況・患者さんが納得のいかない結果に終わることも多々あります。

が、少しでも【あの時もっと出来たのでは...】をなくすように決意・努力・行動しています。

忘れることが多々ありますがね...





そんなこんなで、とある暇な時間帯に、パソコンの前で必死にスマホのゲームの攻略法を研究していた時、ご来院がありました。


患者さん「先生、ども!」

かなめ 「あっ!○○さん!!」


帰郷していた患者さんが、どうやら、思ったよりも早く上京して来れるようになったとのこと。

(まだ施術は受けられないですが)


入って来られたタイミングは最悪でしたが、最高に心躍る感じでした。

少し話をして、患者さんが帰った後に


○○さん来たってことは、もう閉めちゃえってことなのか?!





さてここからが表題の件ですが、、、


緊急事態宣言前後から、めちゃめちゃ暇になりました。

なので、先日の休業要請に応じて感染拡大防止協力金でも貰って、この困窮を耐えてみようかと悩んでおりましたが、何人かの患者さんから「ここがやってると、本当に助かる!」と有難いお声をかけて頂いたので、当面、営業を続ける決意ではあります。

(※お上には逆らえれないので、何とも言えませんが…)


少額(50万円、めっちゃ欲しい…)の為に、患者さんの優しい言葉を裏切るのを止めようと思いました。


なので、当院はコロナ対策(換気・消毒・予約の間隔を広げるetc)を徹底していこうと思いますが、患者さんにも、自身の健康状態をよく吟味してご来院していただければと思います。


その上でお伝えするのが



【 Stay Home! 】



今はご自身のこともですが、家族・友人の身(いのち)を守る行動をしていくべきだと思います。



心が変われば行動が変わる。

行動が変われば習慣が変わる。

習慣が変われば人格が変わる。

人格が変われば運命が変わる。




それでは皆さん、お丈夫で!

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